盛岡の整体なら「りぼん整骨院」

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体温が高いとなぜ免疫力が高まるのでしょうか。理由は2つあります。

1つは血液の流れがよくなること。もう1つは酵素の活性が高まることです。血流がよくなると免疫力が高まるのは、そもそも免疫機能をもった白血球が血液の中に存在しているからです。

血液が、体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きを担っていることはよく知られていますが、血液にはもうひとつ、とても重要な働きがあります。それが免疫システムです。

白血球が血液を介して体の中を巡ることで、体の中に異物が侵入してきていないかどうか、パトロールをしているのです。そして、異物を発見すると、白血球は自分で対処するとともに、白血球の応援隊を呼びます。こうした白血球の素早い対処によって、侵入した細菌やウイルスを駆除し、健康を保っているのです。

でもこのとき、血液の流れが悪かったらどうでしょう。白血球は血液の中に存在しているので、血流が悪いと、呼ばれても素早く応援に駆けつけることができなくなってしまいます。ですから、体温を上げ、いつも血流をよくしておくことが、免疫力の向上につながるのです。

 

体温が高くなると免疫力が高まる理由

1つは血液の流れがよくなることですが、もう1つは、酵素の活性が高まることです。

生命体が生きていくためには、体内でさまざまな化学反応が絶えず行われています。たとえば、「分解」「吸収」「排出」や、細胞の新陳代謝、エネルギーを作り出すのも、すべて酵素という「触媒」を必要とする化学反応です。生命維持に必要不可欠な酵素が活性化するのが、じつは体温が37度台のときなのです。体温が高ければ高いほど、酵素の働きはよくなります。

酵素は熱に弱いとよくいわれますが、それは食べものに含まれる酵素が加熱により壊れることを指します。酵素が壊れるのは最低でも48度以上で、人間の体温がそこまで上がることはありません。風邪をひいたときに発熱するのも、血行をよくするとともに酵素活性を高めることで、免疫力を高め、ウイルスを撃退しようとしているからなのです。ですから風邪のひき始めにお風呂に入ることは、免疫システムがウイルスと闘いやすい環境を外から整えてあげることになるので、風邪が早く治るというわけです。

風邪をひいたかな、と感じたらお風呂にゆっくり浸かり、顔がほてるくらい、いつもよりしっかりと体を温めるようにしてください。湯冷めしないように温かい格好で、充分な睡眠をとるようにしましょう。

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